カンボジア、輸出が好調
7割が縫製・製靴セクター
カンボジア商業省によると、2019年1月から10月までのカンボジアからの輸出額は108億米ドルにのぼり、前年同期より6.45%伸びて好調であることを示した。クメール・タイムズ紙が報じた。
この報告によると、輸出額のうち、縫製品は約64億米ドル、繊維製品は約4000万米ドル、靴製品が約9億500万ドルを占めた。カンボジア政府が国の主産品として輸出振興に取り組んでいるコメの輸出額は約2億8600万米ドル、そのほかは31億7000万米ドルとなっている。
商業省のパン・ソラサック大臣は、「輸出額は毎年10%ずつ伸びている。政府は市場の多極化に力を入れており、東南アジア諸国連合の枠組みで統合し、日本、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インドといった貿易相手国との関係を強化している。また来年は、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の枠組みを通して、加盟諸国との貿易を強化したい」と、語った。
さらに同大臣は、政府の市場多極化構想に基づいて、12月28日には6つの貿易拠点を中国に開くことも明らかにした。
縫製業セクターの経営者団体であるカンボジア縫製業協会(GMAC)のバン・ソー・イエン会長は、カンボジアの平和と政治的な安定、社会秩序が経済発展の基礎をつくっている、と指摘した。また、近年注目される分野として、旅行かばんの製造について触れた。
2016年に5800万米ドルだった製造額が、2019年には7億6000万米ドルまで急速に伸びたという。また、国内の旅行鞄製造工場は、昨年の10カ所から1年で27カ所にまで伸びているという。ソー・イエン会長は「政府が東欧諸国やユーラシア諸国に市場を広げてくれることを期待している」と、付け加えた。
(参考原文:https://www.khmertimeskh.com/50671488/exports-continue-strong-growth-ministry-report/m)
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