フン・セン首相、ASEANサミットで新型コロナウイルス問題を協議
フン・セン首相は4月14日、新型コロナウイルスに関する諸問題を協議するASEAN首脳会議およびASEANプラス3(日中韓)首脳会議に、インターネットを通じて参加した。
フン・セン首相とともに、ソコン外相、ナロン教育相、ブンヘン保健相らも出席した。クメールタイムズ紙によると、会議の議長はベトナムのグエン・スアン・フック首相が務め、「この会議は新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するために非常に重要な会議である。新型コロナウイルスによってもたらされたこの困難を乗り越え、人々の暮らしを取り戻し、持続的な成長を促す具体的な方法を協議できるものと期待している」と、述べた。
フン・セン首相は自身のフェイスブックで、「新型コロナウイルスの感染拡大が社会と、経済発展にもたらす打撃に焦点をあてて話をする」と、述べた。
カンボジア国内の新型コロナウイルス感染者は、4月14日朝までに122人が確認された。カンボジア人は51人、フランス人が40人と目立ち、続いてマレーシア人13人、英国人5人などとなっている。
カンボジアは昨日からクメール正月を迎えているが、13日から16日までの連休は「延期」され、通常勤務日とすることが決定された。正月の連休で実家のある地方へ人々が移動することを阻止するためで、さらに10日からは州をまたぐ移動が禁止されている。
(原文:https://www.khmertimeskh.com/50713066/hun-sen-attends-covid-19-summit-online/)
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