僕の思う企業の成功モデルとは
売上だったり、
従業員数だったり、
資本金だったり、
利益だったり、
上場だったり、
と色んな項目がある。
従業員数だったり、
資本金だったり、
利益だったり、
上場だったり、
と色んな項目がある。
僕がこだわりたいのは、「継続していること」である。
もちろんチャンスというものは必ずやってくるもので、それを逃してはいけないのだが、一攫千金というモデルは一瞬の収益は上がるけれども継続性には疑問が生じる。
あんだけ流行った
BBクリームは?
COQ10は?
アスタキサンチンは?
業界自体が単発の一攫千金を狙っているからの結果ではないかと思う。
単発ではなくて、トレンドという大きな波を業界全体で起こせないものかと2007年に考えた。その中で当時まるで知られていない「抗糖化」というアンチエイジングへのアプローチ法を知った。本当に業界でさえ誰も知らないフレーズだった。
そのとき、自分の中で何とも言えない自信というか「GOだ!」言う気持ちが盛り上がった。
それから2年間は全く知られることもないトレンドだったが、先ずは粉末マリンコラーゲンに抗糖化成分を配合した「プレミアムルラクス」を発売し、さらに半年後基幹商品の「iL BRiLLE」にも抗糖化成分を配合しモデルチェンジ。またそれから半年後にヘアケア商品も抗糖化成分を配合し発売開始した。
2009年秋、雑誌クロワッサンで同志社大学の米井先生とエステティシャンの佐伯チヅさんの対談で抗糖化特集が組まれた。そこで風が変わった
会社を作ってから2年半。ひたすら「抗糖化」の啓蒙活動に地道に取り組んだ。しっかりとしたトレンドを根付かせたかった。無謀だと言われ、業界でも冷ややかに見られたこともあるだろう。だから勝手な僕の思いなのだが、「抗糖化」には愛着すらある。
最近TV通販番組などでやたらに営業の電話がある。結局は制作費ビジネスの代理店だろう。電話口で「抗糖化は大ブームですね。抗糖化ってのはどういうことなんでしょうか?」と聞いてくるのだが、最初は僕も認知が上がったことが嬉しくて説明するが、興味があるかないかは聞き方でわかる
こういう俗っぽい連中が大事に育ててきたものを、踏み潰すのだろう。BBクリームも一番最初に作った方は思い入れがあったのだろう。この波を潰しちゃいけない。色んな企業様がこういうマーケティングに乗らないで欲しいと思う。
最近は日本の類い稀な技術でもある「匠の製品」をマーケティングで潰していないか?って思う。
売れなきゃいけないものもあるけれど、手を付けちゃいけないものがあるんじゃないかって思う。これはWEBマーケティングも同じ。一番大事なのはノウハウじゃないんだと思う。一番大事なのは「志」や「理念」や「思い」なんだと思う。それは一生変わらないものであるべきだと思う。
人と人の繋がりを、世界に誇れる製品で繋ぐ。地道でも、ドン臭くても僕は、お客様に一生お付き合いできる商品とサービスって言われるように会社を運営し続けたい。多くのベンチャー企業の皆様もそう思い、日本の企業たる所以を持ち、世界へ仕掛けて欲しいと思う今日このごろである。
結論は「一番大事なのはノウハウじゃないんだよってノウハウ」を伝えたい。