カンボジアという国を知っていますか?
あまり分からない人、地理や歴史は知っている人、訪れたことがある人、
様々な方がいらっしゃるかと思います。
しかし、カンボジアのシルクについて知っている人は
それほど多くはないでしょう。
イル・ヴリールは、日本とカンボジアで化粧品を取り扱っておりますが、
このHPを通して、みなさまにカンボジアやカンボジアの伝統であるシルク産業について
ご興味を持っていただければ幸いです。
カンボジアとは、どんな国なのか?
カンボジアは、東南アジアのに位置する人口1672万人程の国です。人口ピラミッドでは40代以下の人口が多く、20代の人口が約20%を占めています。首都のプノンペンでは開発が進んでおり、現在経済発展中の国です。観光地としては、アンコールワットが有名です。
シルク文化の発展と現在
カンボジアの養蚕業は、古くはクメール王朝時代から受け継がれてきた貴重な伝統的な文化です。しかし、1975 年のポル・ポト政権下で起こった悲劇の中で知議の伝達が適断されてしまいました。2014 年は、カンボジアの養蚕業は、繭を作るまで育たないという1 次産業の課題と、製品までの半製品期間が非常に長いという2 次産業の課題を抱えていました。
カンボジアンゴールデンシルクの特徴
ゴールデンシルクとは、一般的な白い繭ではなく黄色い繭から生産されるもので、美しい光沢や強度を持ち、伝統的な技法によって絹織物、手工芸品、衣料品などに加工されています。
カンボジアの蚕は、日本の蚕と比べて繭が小さく、一匹の繭からとれる糸の量が少ないため、その繭から糸を取るまで手間暇がかかる貴重なものです。
伝統のシルクを復興へ
イル・ヴリールとシルク事業のはじまり
2014 年に加藤和則代表がカンボジアを訪問した際、カンボジアの方々の温かい言葉に心動かされ、カンボジアで事業を始めました。2019 年からは、JICA の中小企業・SDGs支援事業として、カンボジアンゴールデンシルクの美容成分を配合した化粧品の開発・販売取り組んでいます。
~イル・ヴリールのシルクプロジェクト~