この度、一般社団法人 日本カンボジア協会の第6回総会において常務理事を拝命いたしました。
大変、光栄に思いますとともに、責任の重さを感じているところでございます。
大役を仰せつかり身の引き締まる思いですが、使命を全うすべく、全力を尽くす所存でございます。
さて、カンボジアの経済は急速に発展しており、中小企業・小規模事業者にも多くのビジネス機会が
ございます。しかしながら、現地政府機関・現地ローカル企業とのコネクション形成が大きな課題と
なっており、中小企業の海外展開が思うように進まないというのも現状です。
こうした課題に果敢に挑戦するためには、日本企業同士が連携協力して進める必要があります。
進出企業同士が連携・協力して事業づくりを進めることが重要です。
一般社団法人日本カンボジア協会という目線において、小規模事業者の挑戦経験をもとに、
冷静に正しく支援することができるのではないかと思っております。
高齢化問題を抱える日本において、中小企業として海外に目を向けていくのであれば、
カンボジアは大変魅力的な国だと思います。
私は、2011年より現地でローカル企業と共同でSPAを経営し、自社ブランドのコスメティックを
カンボジアにて販売する挑戦を行っています。
3月、6月と関係閣僚の皆様と協議する機会をいただき、カンボジアゴールデンシルクのブランディングに
関しても力を注いでおります。
JICAの中小企業海外展開支援を活用し、カンボジア王国と共に日本の中小企業、小規模事業者の未来を
拓くために、役員、会員の皆様とともに、これまで以上に社会貢献したいと考えております。
皆様におかれましては、今後とも当協会の活動にご支援とご協力を賜りたく、
何卒よろしくお願い申し上げます。
令和元年 6月吉日
一般社団法人 日本カンボジア協会
常務理事 加藤和則