カンボジアの今

カンボジア通信9月20日

9月20日

 

カンボジア、2050年には高齢化

 

 

プノンぺンポスト紙によると、フン・マネット首相は9月19日、タケオ州での演説で、2050年までにはカンボジアでも高齢化が進むために、人口を増やすことが必要だ、と述べた。

同紙によると首相は、「五角形戦略の最初の会合の前に、わが国の人口推移について話し合った。我が国は2050年までに高齢化が進み、若者よりも高齢者が多くなる可能性がある」と述べた。

フン・マネット首相は先日公式訪問した中国でも、李強首相と人口問題を語り合ったという。中国は世界で2番目に人口が多い国だが、高齢化が進んでいる。フン・マネット首相は、「ASEAN諸国も同じ問題を抱えている。シンガポールや日本では人口が減少し始めている。継続的に人口を増加させるなら、2050年まで待つことはできない。今すぐに対策を始める必要がある」と、述べた。

フン・マネット首相は人口対策の例として、子育て支援を打ち出すことが必要だと説明したという。

 

(参考:https://www.phnompenhpost.com/national/manet-warns-cambodias-demographic-changes-aged-2050-populace

出展日本カンボジア協会