カンボジアの今

カンボジア通信8月19日

カンボジア通信
8月19日
プノンペンの夜間外出禁止、延長へ

デルタ株の感染拡大、警戒強化へ
プノンペンポスト紙によると、プノンペン都のクオン・スレン知事は8月18日、これま
でにプノンペンで111件のデルタ株による新型コロナ感染が確認されている、と述べた。
いずれも外国からの入国者だという。
感染力が強いとされるデルタ株についてカンボジアの保健当局は、国内で少なくとも
494人の感染が確認されたとしている。感染者は、空港からの入国者のほか、タイやベト
ナムから帰国した移民労働者、医療関係者ら。感染者の所在地は首都と21州に広がり、ほ
とんどの地域でデルタ株感染が確認された。ブン・ヘン保健大臣は、「国全体では新規感
染者は減少傾向にあるが、デルタ株のまん延には十分な注意をしなければならない」と、
述べたという。
また、サム・ヘン労働職業訓練大臣はデルタ株感染の拡大防止策として、工場や企業に
対し、従業員に9月10日までに最低2回のラピッド検査を実施するよう指示した。
新型コロナ対策として、カンボジア各地ではさまざまな活動制限が引き続き適用されて
いる。プノンペンでは、午後10時から午前3時までの夜間外出禁止令が敷かれた。また8
月26日まで、店舗におけるアルコール飲料の販売が禁止され、映画館やジム、カラオケや
ビアガーデンなどの娯楽施設も休止されている。
カンボジア保健省によると、8月18日までの国内の感染者数は87,723人で、毎日500人以
上の新規感染者が確認されている。死者は1,747人。治療中の人は全国で13,619人とされ
ている。
(参考:https://www.phnompenhpost.com/national/capital-prepared-stem-delta-build-more- facilities

日本カンボジア協会出展