カンボジア通信
8月16日
王毅外相、メコン流域国との関係を強化へ」
カンボジアのソク・チェンダ・ソフィア外務・国際協力相と、中国の王毅外相は8月15日、タイのチェンマイで開かれた第9回メコン・瀾滄江外相会議の場で二国間会談を行った。プノンペンポスト紙などが報じた。
メコン・瀾滄江会議は、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナム、ミャンマーの5カ国と中国が参加した。メコン川流域での干ばつや大規模な洪水対策、大気汚染対策などについて流域国で協力を進めていくことが話し合われた。報道によると、王毅外相は会議後の記者会見で「持続可能な発展に向け、メコン川流域の能力を高めていく」と述べ、インフラ整備を強化していく姿勢を示したという。
プノンペンポスト紙によると、中国・カンボジアの二国間会談で王毅外相は、中国が出資したフナン・テチョ運河の起工を祝福し、「両国はメコン・瀾滄江会議を強化し、すべてのメコン流域諸国と緊密に協力することを再確認した」と述べた。
(参考:https://www.phnompenhpost.com/politics/sok-chenda-wang-restate-mekong-cooperation-pledges)
出展日本カンボジア協会