カンボジアの今

カンボジア通信5月12日

カンボジア通信
5月12日
カンボジアでもインド変異株を確認

プノンペンポスト紙によると、カンボジア保健省の報道官は5月11日、国内で最初のイ
ンド由来の新型コロナウイルス変異株(B.1.617)が、確認されたと発表した。海外からの
渡航者で、すでに回復した人が感染した。
報道官はインド変異株について「カンボジア国内での市中感染はみられない」と、して
いる。また、イギリス由来の新型コロナウイルス変異株(B.1.1.7)についても、すでにカ
ンボジア国内で確認されていると話した。
報道官は「国内の一日の新規感染者数が減少傾向にあっても、ウイルスが消滅するわけ
ではありません。世界各地同様、ウイルスはカンボジアを攻撃し続けます」と、警戒を緩
めないよう呼びかけた。
カンボジア国内では2月からプノンペンを中心に市中感染の拡大が続いている。保健省
が発表した統計によると、累計の感染者数は全国で2万人以上。このうち1万9,000人余り
が市中感染によるもの。一日の新規感染者は連日500人前後となっている。
プノンペンと隣接するカンダル州タクマウ市で4月15日から続いていた都市封鎖は5月5
日で終了したが、感染リスクが高いとみられる地域については現在も封鎖状態が続いてい
る。また夜間外出禁止令や、酒類の販売禁止措置は続いている。
(参考https://www.phnompenhpost.com/national/vandine-no-apparent-spread-india- virus-variant?fbclid=IwAR3mRznIqF1H2D- hQf0I576mmecmz8uLdHxbnU6mxU_4XHCHsLo1MoF9YJQ)

 

出典 日本カンボジア協会