カンボジア通信
2月21日
アメリカ、カンボジアの地雷除去への支援凍結を解除
カンボジア地雷対策センター(CMAC)のヘン・ラタナ所長は2月20日、米国による地雷除去活動への支援の凍結が解除された、とソーシャルメディアを通じて発表した。
プノンペンポスト紙によるとラタナ所長は、「CMACは米国政府が援助凍結の解除を決めたことを米国出資の提携団体から確認し、既存の合意に基づく地雷および不発弾除去の協力事業を再開、継続することが可能になった」と述べた。
1月下旬、ラタナ所長は、米国による援助の凍結が、コンポントム、クラチェ、モンドルキリなど8州での地雷・不発弾除去活動に影響を与えていると発表していた。
米国のトランプ大統領は1月の就任後に、国外援助を見直すために90日間の凍結を宣言していた。さらに、国務省傘下にある米国国際協力局(USAID)の閉鎖方針を打ち出している。
(参考:https://www.phnompenhpost.com/national/cmac-director-us-resumes-funding-cambodian-demining)
出展日本カンボジア協会