カンボジア通信
2025年10月10日
カンボジア、オンライン詐欺関与の外国人15,000人超を国外退去
カンボジアのソカ内務大臣によると、カンボジアは過去2年でオンライン詐欺に関与した外国人15,000人以上を国外退去させた。クメールタイムズ紙によると、その大半が中国人だという。
クメールタイムズ紙によると同大臣は、これらの外国人の追放は、フン・マネット首相がオンライン詐欺計画の阻止に重点的に取り組んでいることを示していると付け加えた。
また、5年前と比較してオンライン詐欺の手口が複雑化していると指摘し、「カンボジアにおけるオンライン詐欺は犯罪組織の市場にとどまらず、世界的な問題だ。したがって、あらゆる関係者が連携して防止に取り組む必要がある」と述べた。
同紙によるとカンボジア政府は7月14日、オンライン詐欺などを一掃する全国キャンペーンを開始。各省庁、国家機関、地方自治体が連携し、国家安全保障、公共秩序、社会の安全を維持・保護する取り組みだという。
原文:https://www.khmertimeskh.com/501770251/kingdom-deports-more-than-15000-foreigners-involved-in-online-scams/
出典元日本カンボジア協会