カンボジアの今

カンボジア通信12月28日ⅰ

12月28日

 

カンボジア商工会が仙台に連絡事務所設置

 

 

カンボジア商工会はこのほど、仙台市内に日本連絡事務所を開設した。クメールタイムズ紙によると、同会が海外連絡事務所を設置するのは初めてで、日本との関係をより深め、経済活動を活発にすることが目的だという。

カンボジア商工会のリム・ヘン副会長は、「私たちは仙台に連絡事務所を設置した。これは両国の友好的な関係、貿易や投資における協力を強化するものだ。私たちは、日本からの投資を促進するためにも、国を発展させ、投資法や規則をより良いものにしていきたいと考えている」と、述べた。

また、同会は日本のほかに、中国、欧州、米国、カナダにも連絡事務所を設置したいとしている。

カンボジア開発評議会によると、2021年10月の段階で、カンボジアには146件のQIP投資案件が登録されている。カンボジアに進出する日系企業でつくるカンボジア日本人商工会には、250社余りが参加している。2020年度は新型コロナの影響もあり会員数が減少したが、2021年になって少しずつ戻り始めたという。会員企業は製造業が全体の4分の1を占め最も多く、続いて貿易やサービス業、建設・不動産業、金融・保険業などとなっている。

 

(参考:https://www.khmertimeskh.com/50995302/ccc-sets-up-liaison-office-in-japan/

出典日本カンボジア協会