カンボジアの今

カンボジア通信12月28日ⅰ

12月28日

 

 

カンボジアの外国人観光客、491万人に

 

 

カンボジア観光省によると、2023年1月から11月までにカンボジアを訪れた外国人観光客は491万人で、そのうち国際空港を利用した外国人観光客は167万人で、前年比148.4%となった。クメールタイムズ紙が報じた。

 

同紙によると、空港利用者は、同期間のカンボジアへの観光客数491万人のうち34%を占めている。最も多かったのはプノンペン国際空港で123万人(前年同期比132%)、シェムリアップ国際空港は約42.5万人で前年同期比233%となった。一方シアヌークビル国際空港は、約1.4万人で前年同期より7.2%減少した。

また、観光に訪れた外国人のうち、最も多かったのはタイ人(165万人)、続いてベトナム人(92.9万人)、中国人(49.8万人)となっている。同省によると12月までの1年間では観光客は540万人に達すると予想している。

 

カンボジアの観光産業は、繊維業、農業、建設業などとともに同国の経済を支える柱の一つとなっていた。しかし、新型コロナのパンデミックにより壊滅的な打撃を受け、その回復が国内経済の復興の最大の課題だ。2019年のパンデミック前の観光客は660万人を超えていた。2023年は、その水準にまでは戻っていないが、順調に回復傾向をみせており、カンボジア政府は2025年までに800万人にまで到達するとみている。

 

 

(参考:https://www.khmertimeskh.com/501414125/foreign-tourists-using-cambodian-airports-as-entry-ports-up-by-150-percent/

出展日本カンボジア協会