カンボジアの今

カンボジア通信12月14日

12月14日
国連総会のガザ停戦を求める決議案にカンボジアも賛成

国連総会は12月12日、パレスチナのガザ地区の情勢をめぐる緊急特別会合を開き、人道目
的の即時停戦を求める決議案を採択した。結果は、153カ国が賛成、23カ国が棄権、反対
は10カ国だった。カンボジアは賛成票を投じた。
プノンペンポスト紙などによると、この決議は、ガザ地区の状況に深刻な懸念を示したう
えで即時停戦を求め、人質の解放や人道支援を確保することなどを求めるもの。賛成した
のはカンボジアのほか、日本やフランス、中国、ロシアなど153カ国、棄権したのはウク
ライナ、イギリスなど23カ国、反対したのはアメリカ、イスラエルを含む10カ国だった。
カンボジアの政府報道官は同紙に対し、「カンボジアは戦争を経験しているため、その悲
劇的な結末をより深く理解している。私たちは破壊を見たくない。それがカンボジアが決
議案に賛成した理由だ」と、述べた。
(参考:https://www.phnompenhpost.com/national/kingdom-votes-for-un-gaza-ceasefire
出展日本カンボジア協会