10月31日
上川外相、カンボジア外相と電話会談
上川陽子外相は10月30日、カンボジアのソク・チェンダ・ソピア副首相兼外務・国際協力相と約25分間、電話会談を行った。
クメールタイムズによると、両者はまず、互いの就任を祝った。カンボジア側からは、1992年に日本がカンボジアPKOに自衛隊を派遣して以来、多大な貢献をしていることに謝意が示され、カンボジアは平和、復興、経済発展に対する日本の援助を決して忘れない、と述べた。
日本側は、日本とカンボジアの包括的戦略的パートナーシップを強化し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化していきたい、との意思が示された。
経済分野では、日本側から、カンボジアへのさらなる投資を促進するため、現在進出している日本企業が直面する課題に取り組むよう、カンボジア側に要請した。これに対しカンボジア側は、日本の関係者と協力し、日本からの投資を促進したいと述べた。
また、日本側からは、健全な民主主義社会を構築するためには、国民が多様な意見を表明できる環境を作ることが不可欠である、として、日本はカンボジアの民主主義の発展を引き続き後押ししていくと述べた。
(参考:https://www.khmertimeskh.com/501384270/japan-cambodia-foreign-ministers-talk-via-telephone-monday/)
出展日本カンボジア協会