カンボジアの今

カンボジア通信10月22日

カンボジア通信
カンボジア、入国規制を緩和
ワクチン接種済みのビジネス関係者は隔離が最短3日に
カンボジア政府は10月18日から、新型コロナの感染予防策として実施していたカンボジ
ア入国時の制限を一部緩和した。条件を満たせば、ビジネス関係者の隔離期間は最短3日
間に縮小される。クメールタイムズ紙が報じた。
同紙によると入国規制の緩和策は、①カンボジア政府高官など ②投資家、専門家、外
交官、公務員、外交団とその家族など ③一般旅行者など ――に分けて決められている
。①については特別な措置となる。②については、カンボジア国内の企業からの保証書を
所有し、ワクチンを2回接種済みであること、陰性証明を提出することなどを条件に、従
来14日間だった隔離期間を3日間に短縮した。③については、ワクチン接種済みの場合は
隔離期間が7日間に短縮されるが、接種していない場合は従来通り14日間の隔離が義務付
けられる。②についても、ワクチン未接種の場合は14日間の隔離となる。
多くの在カンボジア日系企業・団体関係者が含まれると思われる②の場合、カンボジア
国内で政府に登録され、適切な納税をしている企業からの保証または招待が必要となる。
さらにその会社の被雇用者である場合は、ワークパミットの取得が求められる。こうした
書類の作成はすべて、出発前に完了する必要がある。
そのほか、ビジネスビザ、出発前72時間以内(シンガポール経由便の場合は出発48時間
以内)の陰性証明、ワクチン接種証明書が必要。さらに、カンボジア入国後のホテルの予
約も求められ、予約がない場合は600ドルのデポジットを支払う。新型コロナ保険の購入
なども必要とされている。
詳細な制限措置の変更点については、在カンボジア日本国大使館(https://www.kh.emb-
japan.go.jp/itpr_ja/b_000652.html)を参照。
(参考:https://www.khmertimeskh.com/50953303/translation-of-new-directive-on-travel-
conditions-implementation-of-health-measure-and-quarantine-in-cambodia-for-travelers-
entering-cambodia-in-line-with-the-new-normal-context/)

日本カンボジア協会出展