カンボジアの今

カンボジア通信7月24日ⅱ

カンボジア通信

 

アルコール広告の禁止を強化 担当大臣を指名

 

カンボジアのフン・マネット首相はこのほど、全国的なアルコール広告の禁止を監督する4人の大臣などを任命し、テレビやラジオ、ソーシャルメディア、路上や道路でのアルコール広告の禁止を徹底するように指示した。

クメールタイムズの報道によると、議長には情報大臣が任命され、ほかに保健大臣、産業・科学技術・イノベーション大臣、商業大臣が副議長に任命された。さらにそれぞれの省庁の官房長官が参加している。

同紙によるとこれまでにアルコール広告看板を撤去したのは、コンポンスプー、タケオ、カンダール、ストゥントレン、クラティエの各州だが、取り組みの方法はさまざまだ。

例えば、カンダール州の報道官は、7月初めに「新しい知事の就任にあたり、州当局はビール会社と協力をし、特に国道1号線沿いのアルコール広告看板を撤去している」と述べた。州内の公共の場所にあるすべてのアルコール看板を撤去する、とも語っている。また、ストゥントレン州は、アルコール広告を自主的に撤去する期間を30日間設け、この期間を過ぎると法的手続きに基づいて州当局が撤去するという。

 

(参考:https://www.khmertimeskh.com/501528153/ministers-oversee-kingdoms-alcohol-ad-ban/

出展日本カンボジア協会