カンボジア通信
1月24日
日本政府、カンボジアに医療廃棄物の焼却炉を寄贈
在カンボジア日本大使館は1月22日、カンボジア保健省に対し、29台の医療廃棄物焼却炉を寄贈した。日本が途上国で実施している「感染性廃棄物管理プロジェクト」の一環。
クメールタイムズ紙によると、焼却炉は1日あたり最大1452キロの医療廃棄物を処理できる。バンテアイミエンチェイ、バッタンバン、コンポントム、カンポット、カンダール、クラティエ、プレイベン、シェムリアップ、スバイリエンの各州に配布される予定。
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進むなど、各国で医療施設での「感染性廃棄物」が急増している。医療従事者や医療施設利用者の安全を確保するためにも、適切な処理ができる設備の導入が急務となっている。カンボジア保健省のチェン・ラ大臣は、焼却炉の寄贈が、カンボジアの医療インフラを強化し、医療環境の改善するために極めて重要だ、と述べた。
（参考：https://www.khmertimeskh.com/501628658/ministry-receives-waste-incinerators-from-japan/）
出展日本カンボジア協会
