カンボジア通信
2025年11月18日
カンボジア、男子の学校離脱率が女子を上回る
カンボジア政府と国連教育科学文化機関(ユネスコ)は11月17日、男子の中等教育の中退率が女子を上回ることを示す報告書を発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
この報告書によると、過去5年間で中等教育の就学率は女子が男子を上回り、女子のエンパワーメントが進展している一方、男子の中退が懸念材料となっているという。2024年度の就学率は女子65%、男子57%。「中等教育段階では男子の平均退学率が17%であるのに対し、女子は13%だった」と調査は指摘している。
また、調査では、男子の中退を促す要因が、個人・家庭・学校・地域社会・政策レベルなど多層的に存在することが分かった。例えば、男子の学習習慣の欠如や支援を求める消極性、家庭内の経済的・文化的圧力、学校支援と資源の不足、教育より労働を優先する地域社会の期待、そして意図せずこれらの脆弱性を見落としてきた国家政策などが含まれる。
出典元 日本カンボジア協会