カンボジア通信
6月30日
サンボープレイクック、観光地としてより魅力的に
カンボジア中部、コンポントム州にある世界遺産「サンボープレイクック遺跡」についてカンボジア政府は、観光地としてより魅力的にするための取り組み強化が必要だと指摘し、関係各所にプロジェクトの実施を指示した。クメールタイムズが報じた。
サンボープレイクック遺跡は、カンボジアで3番目に世界遺産に登録された遺跡で、アンコール遺跡よりも古い。森の中にレンガなどで形成された建物や彫刻がたたずみ、独特の雰囲気を醸し出している。
同紙によると、このサンボープレイクック遺跡についてビソット副首相は6月27日、魅力をより高めるために、新たなブランディングや、ホスピタリティや料理に関する技能向上、道路や水、電気、インターネットアクセスなどのインフラ整備が必要だと指摘。地元コンポントム州に対し、関係省庁と緊密に連携してこれらに取り組むように指示をした。
カンボジア国内の世界遺産にはサンボープレイクック遺跡のほか、1992年に登録されたアンコール遺跡群、タイとの国境紛争の舞台となっているプレアビヒア遺跡がある。
(参考:https://www.khmertimeskh.com/501709076/sambor-prei-kuk-revamp-to-boost-appeal-to-tourists/)
出展日本カンボジア協会