カンボジア通信
4月25日
カンボジア、今年末までにマラリア根絶に近づく
カンボジアのフン・マネット首相は4月25日の「マラリア撲滅の日」に公表した書簡で、カンボジアが2025年末までにマラリア根絶に近づく、との見込みを示した。プノンペンポスト紙によると、2024年に報告されたマラリアの症例は355件で、2023年に記録された1000件超を大きく下回った。
同紙によるとフン・マネット首相は、2023年から2024年にかけてマラリアの患者数が75%減少したことについて「これはこの地域と世界のマラリア根絶に貢献する驚くべき成果だ」と強調した。また、「カンボジアは2025年末までにマラリア根絶国家の実現に近づいている。しかし努力を続けなくてはならない。根絶するためには、全力を尽くし、知恵と資源を投入し続ける必要がある」と述べた。
(参考:https://www.phnompenhpost.com/national/cambodia-expects-to-eliminate-malaria-by-year-s-end)
出展日本カンボジア協会