カンボジア通信
2月28日
カンボジアの観光推進に映画撮影への協力を
カンボジアのフート・ハック観光大臣は2月27日、観光省関係者の会議で、観光推進のため、ハリウッドやボリウッドなどの有名映画会社を誘致し、撮影許可の簡素化やインセンティブ提供を検討するよう政府に要請した。クメールタイムズ紙が報じた。
同紙によると観光大臣はまた、観光に関する偽ニュースの排除や、デジタルマーケティングを活用した国際的な評価向上にも取り組む考えも示した。カンボジアでは中国やカザフスタンの映画撮影が進んでおり、欧米やアジアの映画制作者、芸術家、ミュージシャンの誘致も積極的に行われている。
会議では、観光マーケティングの推進に加え、カンボジア・中国国民交流年キャンペーンなど、2024年の主要観光施策が紹介された。加えて、エコツーリズムやイスラム教徒向け観光促進、新たな観光商品の開発など、多様な観光戦略が議論され、観光産業の発展に向けた取り組みが評価された。
出展日本カンボジア協会