カンボジア通信
5月28日
ウクライナが6月の国際会議にカンボジアを招待
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、スイス政府は5月初め、ウクライナが提唱する和平案の実現を目指す国際会議を6月中旬に同国内で開くと発表した。ウクライナのステファンチュク国会議長は5月28日、カンボジアのフン・セン上院議長とオンラインで会談し、カンボジアをこの会議に招待すると述べた。
プノンペンポスト紙によるとステファンチュク国会議長は、「カンボジアに対し、最高レベルの参加者たちで話し合われる平和フォーラム国際会議に参加することを呼び掛けた」と述べた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年、ロシアの脅威に対抗するために、10の和平項目を提示した。その内容は、放射線と核の安全、食料安全保障、エネルギー安全保障、すべての捕虜の釈放、ロシア軍の撤退と敵対行為の停止、戦争の終結の確認などだ。
フン・セン上院議長は、ウクライナの平和回復を支援するというカンボジアの決意を改めて表明し、平和を非常に重視している、と強調した。
(https://www.phnompenhpost.com/national/ukraine-invite-kingdom-to-play-role-in-peace-process)
出展日本カンボジア協会