3月25日
日本政府、NGOのカンボジア支援に85万ドル
在カンボジア日本大使館は3月25日、NGO連携無償資金協力の署名式典を開き、植野篤大使が、日本の二つのNGOの代表者との間で贈与契約書に署名した。2件の供与限度額の合計や約85万4000ドルとなった。
今回の贈与対象となったのは、ハート・オブ・ゴールドの「カンボジア王国ICT化による質の高い4年制体育教員養成大学支援プロジェクト」と、難民を助ける会の「カンダール州における職業訓練校の環境整備および地域社会との連携強化による障がい者就労促進事業」。
ハート・オブ・ゴールドの事業は、カンボジア国立体育・スポーツ研究所を4年制大学とするもので、図書館運営、国際センターの運営、内部評価システムなど7つの分野において、ICTを活用して取り組むことになる。
難民を助ける会の事業は、障がい者の就労状況を改善するため、既存の職業訓練学校の環境整備を行うもの。
プノンペンポスト紙によると植野大使は、「この資金協力は草の根レベルで国の復興と開発を支援する日本のNGOを支えるために2002年に始まり、カンボジアではこれまでに160の事業に対し5400万ドル以上の援助を行ってきた」と述べた。
(参考:https://www.phnompenhpost.com/national/japan-funds-854k-of-development-work)
出展日本カンボジア協会