カンボジア通信
カンボジアでもオミクロン株
カンボジア保健省は12月14日、カンボジア国内で初めてとなる新型コロナのオミクロン株感染を確認した、と発表した。プノンペンポスト紙が報じた。感染者は、ガーナから入国したカンボジア人の23歳の女性だという。
保健省によると、女性はガーナからドバイ、バンコクを経由して12月12日にカンボジアに到着した。空港での感染検査で、陽性となり、さらに14日にはオミクロン株による感染であることが判明した。
カンボジアでは過去24時間の新規感染者数は減少傾向にあり、現在は10人前後に落ち着いている。
また、同国は12月5日、オミクロン株感染拡大防止のために実施していたアフリカ10か国(ボツワナ、エスワティニ、レソト、マラウイ、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエ、アンゴラ、ザンビア)からの入国を禁止する規則を撤廃。これらの国々への訪問・経由者も含めて、入国を認めている。一方で、入国前のPCR検査義務や入国時の抗原検査、指定ホテルや施設での隔離措置(ワクチン接種の有無により期間は異なる)などの予防策を講じている。
(参考:https://www.phnompenhpost.com/national/cambodia-confirms-first-omicron-case)
日本カンボジア協会出展