カンボジア・ケップでビル倒壊
36人が死亡
カンボジア南部のケップで1月3日夕方、建設中の7階建てのビルが倒壊した。地元紙の報道によると、中にいたとみられる子供を含む36人が死亡、23人が負傷する惨事となった。
クメールタイムズ紙などによると、建物の建設は2019年8月20日に始まった。倒壊後の写真をみると、すべての階が崩れ落ち、現場はがれきの山となっていた。フン・セン首相は事故発生直後に現場へ向かい、救出作業を視察し、がれきの中から救出された人たちに声をかけたり励ましたりしたという。
政府は1月4日、11の省庁からなる原因究明のための調査委員会を設置。全容は解明されていないものの、建築に劣悪な品質の資材を使用したために起きた事故ではないか、と指摘されている。また、ビルの所有者であるカンボジア人夫妻や工事関係者も逮捕された。
クメールタイムズ紙によると、ビル倒壊の犠牲者やその家族に対して全国から寄付が寄せられており、その額は220万ドルあまりにのぼる。シハモニ国王とモニク妃からも2万ドルが寄せられたという。これらの寄付金は政府を通じて、犠牲者やその家族に配分される。
カンボジアでは2019年6月にも、シアヌークビルで建築中のビルが倒壊する死亡事故があった。事故を起こしたビルに建築許可が下りていなかったことや、拙速な工事が問題視され、事故後にはシアヌークビルの建築物の点検が実施された。
(参考原文:https://www.khmertimeskh.com/50677270/building-owners-charged-over-deadly-collapse-in-kep-province)
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