カンボジア訪問のマハティール首相
「巨象の争いに踏みつぶされぬよう団結を」
マレーシアのマハティール首相(94)が9月2日からカンボジアを公式訪問し、3日にはフン・セン首相と会談した。東南アジア諸国連合(ASEAN)の中でも長老格の2人の指導者は、両国の関係強化のほか、域内のテロ対策や南シナ海領有権問題などについて意見を交わしたという。
地元紙の報道によると両国の貿易関係は拡大しており、今年上半期の貿易額は3億米ドルを上回った。これは前年同期比で約45%増加した。また、マレーシアからカンボジアへの投資は2017年までに30億米ドル以上になっている。
また同日、マハティール首相は王立プノンペン大学で開かれた対話集会に参加し、集まった学生たちに「大国とのASEAN的バランスのとり方」と題して話をした。学生からの「カンボジアは、西洋式の民主化をするべきか、我々独自の方法でいいのか」という質問に対しマハティール首相は、「世界はどんどん狭くなっており、遠くにある国でも影響を受けざるを得ない。しかし、だからこそ私たちは自分たちの文化を誇りにしなくてはならない。アメリカはカンボジアよりもずっと若い国なのだ。みなさんは、自分の考え方に誇りを持ちなさい」と、語りかけた。
また、米中の対立についてマハティール首相は「巨象がたたかえば、草は踏みつぶされる。カンボジアだけではなく、マレーシアだってその草のようなもの。だから踏みつぶされないために、我々は団結しなくてはならない」と、語った。
(原文:https://www.khmertimeskh.com/50639704/mahathir-mohamad-speaks-on-kingdoms-democracy/ https://www.khmertimeskh.com/50639364/prime-minister-mahathir-mohamad-arrives-in-kingdom/)
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