プチュンバンの大型連休始まる
都心から地方へ、無料バスや無料電車も
カンボジアでは9月27日から29日までプチュンバンの休日となる。今年は29日が日曜日のため、30日の月曜日まで休みになる店舗や会社が多い。大型連休に合わせて、すでに地方への大移動も始まっており、プノンペン都内の道路は混雑している。
クメールタイムズ紙によると、プノンペン都は連休を前に、バス、タクシー会社に「賃金値上げ」を禁止する通達をした。都は毎年のように同じ呼びかけをしているが、需要が一気に高まるこの時期、バスやタクシーの乗車賃が値上がりする状態が続く。同紙では、「通常は3ドルのバス賃が10ドルに上がっている」などの都民の声が紹介されている。
一方、プノンペン都バス公社は無料のバスを、公共事業交通省は無料の電車を走らせると発表した。バスは、120台用意され、プノンペンと各州をつなぐ。早朝5時半から、午後2時までの間、首都の5カ所のバス停から出発するという。また、電車はシアヌークビル、ポーサット、ポイペトへと向かうもので、来週月曜まで朝7時半発、夜6時半または7時発で走行する。
また、この時期増えるのが交通事故だ。プノンペンポスト紙によると、9月25日だけで、交通事故による死者は10人に、負傷者は23人にのぼった。カンボジア公共事業交通省は26日に、交通安全キャンペーンを実施。交通ルールの順守を呼びかけるとともに、パンフレットや安全を呼びかけるシールを配った。また、国道４号線沿いではヘルメット200個も配布された。
（参考原文：プノンペンポスト紙 https://www.phnompenhpost.com/national/free-buses-provinces-over-pchum-ben
クメールタイムズ紙 https://www.khmertimeskh.com/50646076/companies-told-to-refrain-from-increasing-fares/）
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