カンボジアの今

カンボジア通信3月30日

カンボジア通信
3月30日
新型コロナ探知犬の訓練始まる
カンボジア政府の地雷対策センター(CMAC)のヘン・ラタナ所長によると、CMACで
新型コロナ探知犬の訓練が始まった。クメールタイムズが報じた。
新型コロナ探知犬は、感染者を汗の匂いなどから嗅ぎ分ける。ラタナ所長は「3月29日
、CMACと医科大学の合同チームが、新型コロナ探知犬の訓練と研究を開始した」と、述
べた。
CMACは2002年から、地雷・不発弾探知犬の訓練を行っている。2021年、CMACの政府
訓練犬センターは、100頭以上の様々なスキルを持つ探知犬の訓練を計画。その技術は、
爆発物探知、環境保護、安全確保、野生動物保護など幅広い。ただし、CMACにいる200
頭以上の地雷・不発弾探知犬のうち、新型コロナ探知犬はまだ訓練されていない。
海外では、ドイツや米国、タイなどで新型コロナ探知犬の訓練が始まっている。2月に
はドイツで訓練された探知犬が、新型コロナ陽性者を94%の正確さで探知したと報道され
た。また、フィンランドでは空港で実証実験が行われ、ほぼ正確に感染者を探し当てたと
いう。

(参考:https://www.khmertimeskh.com/50832016/sniffer-dogs-for-covid-19-programme- moves-forward/

出典 日本カンボジア協会