カンボジアの今

カンボジア通信1月13日

カンボジア通信

 

2023年1月13日

 

 

 

カンボジア、ウクライナの地雷除去要員を訓練へ

 

 

カンボジア政府の地雷対策センター(CMAC)は1月13日、ウクライナ領土内の地雷除去を支援するため、日本政府の協力でウクライナ人の除去要員をカンボジアに招き、訓練することを発表した。クメールタイムズ紙が報じた。

 

同紙によると、1月中旬にもウクライナ人15名が約1週間、カンボジアを訪れ、地雷探知機の使い方など、CMACによる技術的な訓練を受けるという。滞在中は、訓練施設のあるコンポンチュナンや実際に地雷除去に取り組んでいるバッタンバンやシェムリアップの現場を訪れる。

 

ウクライナ政府によると、同国内には現在、ロシア軍が設置した地雷や不発弾が埋まっており、住民たちにとって脅威になっている、という。地雷除去の技術支援については、2021年11月にカンボジアのフン・セン首相と、ウクライナのゼレンスキー大統領が電話会談をした中で合意した。これに、カンボジアなどで地雷除去の人材育成に取り組んできた日本が協力する。

 

(参考:https://www.khmertimeskh.com/501219367/cambodia-to-provide-demining-uxo-clearance-training-to-ukraine/

出展日本カンボジア協会