カンボジア国会、内閣改造を承認
首相、「世代交代」を意識
カンボジア国民議会は3月31日、フン・セン首相が提案した内閣改造案を承認した。
クメールタイムズ紙などの報道によると、Chan Prasidhチャン・プラシッド工業手工芸省大臣が、新たに創設される産業科学技術イノベーション省大臣に就任。Keut Rith氏が法務省大臣に昇格し、Ang Vong Vathana同は上級大臣へと昇任する。
Chea Vandeth国民議会計画・投資・農業・地方開発・環境・水資源委員長は、郵便通信省大臣に、Tram Ivtek同省大臣は上級大臣へと昇格する。Chhit Sokhon閣僚会議長官は、宗教省大臣に就き、Him Chhem 同大臣は上級大臣になる。Prum Sokha公務員省次官は同省大臣となる。
フン・セン首相は、今回の内閣改造について、閣僚の年齢と業績がその理由だと説明した。「優秀な大臣のみなさんも多くいたが、世代交代が必要」と、した。また、改造の主な目的として金融改革、法制度改革、行政改革を挙げた。首相は、「これらの分野での抜本的な改革に取り組むことが重要である」と、述べた。
さらに新たな内閣では、デジタルエコノミーへの転換を図ることも重要な目的だとして、情報通信の発展が重要な役割を担う、とした。
（原文：https://www.khmertimeskh.com/50707764/national-assembly-approves-cabinet-reshuffle/）
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